タンザニア／バラムセレクト エピソード7

コーヒー豆のグリーンの状態

バラム氏は、タンザニアへ訪問した際、案内してくれたテイラーウィンチ社のカップテイスターです。その際、彼のカッピング能力の高さに感銘を受けました。彼の元にはタンザニア中のコーヒーが集まります。そこで17段階の格付けを行い、オークションに出品しています。
集まったコーヒーの中には極稀に風味豊かな“光るコーヒー”が存在します。タンザニアを知り尽くす彼でも感心する、そんなコーヒーに出くわした際は、ぜひ案内して欲しい。バラム氏が選び抜いたコーヒーを“バラムセレクト”として、最高級キリマンジャロを日本のコーヒーファンに味わってもらいたいと依頼したところ、快く承諾を得て実現しました。
第7弾は、タンザニア西部イエンガ村です。
イエンガは⾼品質なコーヒーの⽣産で評価され、タンザニア・ファイン・コーヒー・コンペティションで何度も賞を受賞しています。2023年にはコンペティションで2位と3位を獲得しました。コンペティションで受賞したロットは、組合で⾏われた品質向上のためのトレーニングとロット分けの成果です。⾃分たちが作り出す品質を誇りに思いながら更に⾼品質なコーヒーの⽣産を⽬指しています。