コロンビア／パッションフルーツ

コーヒー豆のグリーンの状態

このコーヒーは発酵の段階でパッションフルーツを加え、72時間嫌気性発酵を行います。その後最適な水分値に達するまでアフリカンベッドで乾燥させます。パッションフルーツを加えるタイミングは天候、品種、発酵具合、フルーツの反応によってさまざまで決まった作り方はありません。甘酸っぱいトロピカルな香りが感じられます。
Cofinet社は2015年にフェリペ＆カルロス兄弟が設立し、80年以上にわたってコロンビアでコーヒーを栽培してきた家系です。彼らは特殊プロセスを極め続け、その名前は世界中に広まりつつあります。今回ご紹介するコーヒーは、Mazatlan農園から採れたコーヒーです。農園主であるLuz Helena Salazar （ルースヘレナ）氏は、アルメニアで生まれ育ち、20年以上コーヒー生産に携わっています。彼女はコロンビア、キンディオ県の3代目のコーヒー生産者であるハイロアルシラ氏の妻でありCOFINET社の共同創設者であるカルロス氏とフェリペ氏の母親であります。夫がコーヒー農園やドライミルマネージャとして働いていた影響を受け、自身ももっとコーヒーの業界に関わりたいと思うようになったことがコーヒーへの情熱の始まりです。夫のサポートの受けながら、コーヒーの苗木の世話や虫の対処法等、高品質で完熟したチェリーを生産する為のノウハウを学び始めました。数年前から、彼女はスペシャリティコーヒーの生産に集中し、完熟したべストなチェリーの生産に力を注いでいます。