タンザニア／バラムセレクト エピソード6

コーヒー豆のグリーンの状態

バラム氏は、タンザニアへ訪問した際、案内してくれたテイラーウィンチ社のカップテイスターです。その際、彼のカッピング能力の高さに感銘を受けました。彼の元にはタンザニア中のコーヒーが集まります。そこで17段階の格付けを行い、オークションに出品しています。
集まったコーヒーの中には極稀に風味豊かな“光るコーヒー”が存在します。タンザニアを知り尽くす彼でも感心する、そんなコーヒーに出くわした際は、ぜひ案内して欲しい。バラム氏が選び抜いたコーヒーを“バラムセレクト”として、最高級キリマンジャロを日本のコーヒーファンに味わってもらいたいと依頼したところ、快く承諾を得て実現しました。
第6弾は、タンザニア北東部キリマンジャロ山麓で育てられた一級品です。丁度行っていた最中にコンテストがあり優勝したのが同地区で、買う予定にしていたロットが幻となった事があります。今年のこのエリアは当たり年“うまいキリマンジャロはこれ!! ”
ムウィカ組合はコーヒーと一緒に食料となるバナナやトウモロコシ、豆類なども育てているため、最小限の肥料と農薬でコーヒー生産を行っているとの事。同ロットはサイズの大きなAAとやや小さいABが混ざっています。画像の飛行機は国内線でダルエスサラームからキリマンジャロの麓へ行く便で、もう1枚は代表的な街の風景です。