焙煎について(香り)

香り高くする焙煎方法

 コーヒーの香りの成分は生豆で約200種、焙煎でできる成分が約650種、合計約850種確認されています。
 また生豆の持つ香りは焙煎でできる成分にマスキングされる事も確認されています。アラビカ種とカネフォラ種(ロブスタ)は明らかに香りが違うのにその成分は共通です。違いはそれぞれの香り成分の量、つまりバランスが違うのです。一般的に好ましく感じられる香り作りには1つのパターンがあります。このパターンを理解すると焙煎に試行錯誤する事も減ってくるでしょう。